胆振東部にスキーシーズンが到来した。冬休み中の子どもやオープンを待ちわびたスキーヤーたちが、銀世界のゲレンデで滑りを楽しんでいる。
安平町追分豊栄の安平山スキー場は7日、営業を開始した。昨季は雪不足に見舞われ、過去20年で最も遅い2月に入ってからのオープンとなったが、今季は年明けにまとまった降雪があり、昨季より約1カ月早く営業開始にこぎ着けた。
同スキー場の担当者によると、「気温が低かったため、圧雪してもなかなか斜面に張り付かず、締まらなかった」と言うが、今季を含むここ5シーズンでは最も早いオープン。初日にシーズンの初滑りをした追分中学校1年の藤森大智さん(13)は「(コースが)でこぼこしていたけれど、楽しかった。冬休みの間にオープンしてうれしい」と話していた。
営業時間は午前10時~午後6時。雪不足のためナイター営業(午後4~9時)は当面、中止とする。
むかわ町穂別の穂別スキー場も7日に営業を始めた。営業時間は午前10時~午後4時。夜間は午後6~9時。