JAとまこまい広域白老支所は11日、恒例の「白老牛・農産物フェア」を白老町本町の同支所駐車場で開き、白老牛肉を買い求める人たちでにぎわった。

　地元特産の白老牛肉を地域還元価格で提供するイベント。今回も格安の牛肉を目当てに町内外から大勢の人たちが来場し、午前9時のオープンを前に長い列をつくった。

　テント内の商品ケースにはヒレやサーロインのステーキ肉、すき焼き用のローススライスといった最高級ランクの牛肉商品が大量に並び、年末年始の食卓を飾るごちそうにと、まとめ買いする客の姿も見られた。オープン前から並んだという町内の女性（58）は「正月の食事はちょっとぜいたくをしたいと、毎年買いに来ています」と話した。

　東胆振で生産された米、ゴボウ、長イモ、豆類など農産物も販売し、人気を集めていた。