浦河町の企業版ふるさと納税寄付式が24日、役場で行われ、札幌市に本社があるシビテック(渡辺亮社長)が100万円を寄付した。
シビテックは道路や橋梁(きょうりょう)、公園などの建設コンサルタントをしている。1993年に西舎のうらかわ優駿ビレッジアエル入り口の橋梁や、2016年の台風による災害復旧で町内の工事に携わった縁から、「地域経済が疲弊しないよう、わずかだが役立てていただきたい」と企業版ふるさと納税を申し出た。
役場を訪れた渡辺社長と飯塚賢司副社長は「浦河町は観光に力を入れている。趣旨に賛同し、寄付させていただいた」と目録を手渡し、池田拓町長は町からの感謝状を贈った。
寄付金は、産業振興による活力あるまちづくり事業に活用される。