サケの皮を靴に加工 アイヌ文化「チェプケリ作り」 白老

  • ニュース, 白老・胆振東部・日高
  • 2021年11月16日

 白老町末広町のしらおいイオル事務所チキサニで13日、アイヌ文化体験行事「チェプケリ(サケ皮靴)作り」が開かれた。

 アイヌ民族は昔、主食のサケを余すことなく利用し、皮をチェプケリと呼んだ靴に加工して履いた。そうしたアイヌの生活文化を学んでもらうため、一般社団法人白老モシリが体験行事を企画。町内の大人や子ども11人が参加した。

 今回は、チェプケリの材料確保の工程を学ぶ内容とし、参加者は解体したサケから皮を剝ぎ取り、天日に干す作業を体験した。

 参加者は来年1月以降に開かれる体験行事で、今回乾燥させたサケの皮を使い、靴に仕上げる。

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