白老町末広町のしらおいイオル事務所チキサニで13日、アイヌ文化体験行事「チェプケリ(サケ皮靴)作り」が開かれた。
アイヌ民族は昔、主食のサケを余すことなく利用し、皮をチェプケリと呼んだ靴に加工して履いた。そうしたアイヌの生活文化を学んでもらうため、一般社団法人白老モシリが体験行事を企画。町内の大人や子ども11人が参加した。
今回は、チェプケリの材料確保の工程を学ぶ内容とし、参加者は解体したサケから皮を剝ぎ取り、天日に干す作業を体験した。
参加者は来年1月以降に開かれる体験行事で、今回乾燥させたサケの皮を使い、靴に仕上げる。