萩野小100周年で 「Yほーむ」 母校に記念品贈る 「ぬり絵ハガキ」と「すかしメモ」

  • ニュース, 白老・胆振東部・日高
  • 2021年11月9日

 白老町でカフェ・雑貨店や民泊を営む「Yほーむ」代表の佐々木美保さん(42)が5日、母校の萩野小学校の開校100周年を祝い、児童に記念品を贈った。

 佐々木さんは1991年3月に同校を卒業。自身の子ども2人も現在、同校に通っている。母校の節目の年を祝福したいと、記念品を贈ることにした。

 記念品は、「水彩絵の具パレット付き・ぬり絵ハガキ」と「すかしメモ」のセット。ヒグマ、シマフクロウ、シャチのイラストの塗り絵が楽しめるはがきと、光にかざすと同じ絵柄が透けて見える紙のメモ帳で、アイヌ民族のイラストレーター小笠原小夜さんにデザインを依頼して製作した。

 イラストに採用したのは、アイヌ民族が神として敬い、民話にも登場する動物で、白老に根付くアイヌ文化をイメージしたという。

 懐かしの学び舎を訪れた佐々木さんは「子供たちに喜んでもらえれば」と、児童132人分の記念品を田村雅嘉校長に手渡し、母校の発展に期待を寄せた。

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