登別市は4日、新型コロナウイルスワクチンの集団接種で10月31日、市内の40代女性に対し、薬液を入れていない空の状態で注射するミスがあったと発表した。現時点で女性に健康被害はないという。
市によると、看護師が注射時の感覚の違いに気付き、使用済みワクチン瓶を確認したところ、薬液の残量が多かったため、誤って微量の空気を注射したことが分かったという。女性はその日のうちに接種をやり直した。
市は誤接種について「注射器への薬液充塡(じゅうてん)後や接種時の確認不足が原因。チェックを徹底したい」としている。