鵡川郵便局で「ありがとう展」 絵手紙の魅力紹介

  • ニュース, 白老・胆振東部・日高
  • 2021年10月19日

 苫小牧絵手紙の会の鈴木臣子会長による「絵手紙巡回ありがとう展」が29日まで、むかわ町松風の鵡川郵便局のギャラリースペースで開かれている。色とりどりの情景を描いた絵手紙、巻紙など、描きためてきた約140点がずらりと展示され、来局者の目を楽しませている。

 苫小牧市にあるウトナイ湖のハクチョウをはじめ、日高町の門別稲荷神社や恵庭市のえこりん村など、各地に足を運んで見た情景が1枚ごとに描かれている。日高町の文化財でもある飯田家住宅座敷棟をモチーフにした巻紙も用意した。町内の絵手紙サークル会員に向けて「コロナに負けない強い気持ちでファイト! ファイト!」とメッセージをつづった巻紙もある。

 鈴木会長は「それぞれがその時でなければ描けないもの」と言い、「スマートフォンなど便利な時代だが、手の掛かることに魅力を感じてほしい。コロナ下だからこそ、手紙を書いてみるというきっかけになれば」と話している。

 展示は来年以降、白老町や室蘭市、苫小牧市でも予定しているという。

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