第16回白老ノルディックウオーキング「ポロト紅葉の集い」が17日、白老町のポロト自然休養林で開かれ、町内外からの参加者が秋の森でウオーキングを楽しんだ。
白老ノルディックウオーキング愛好会(堀川重男会長)が主催。昨年は新型コロナウイルス感染拡大の影響で中止したため、2年ぶりの開催となった。地元白老町をはじめ苫小牧市や登別市、室蘭市など各地から140人が集まった。
参加者は準備体操で体をほぐした後、7・3キロの「もみじ平コース」、3・5キロの「ポロトの森コース」、2・5キロの「ポロト湖木道コース」に分かれてビジターセンター前を出発。紅葉の風景を目にポロトの森の遊歩道を歩き、爽やかな汗を流した。
参加者はウオーキングの後、白老民族芸能保存会によるアイヌ民族の古式舞踊を見学し、伝統料理オハウ(汁物)やいなきびご飯を味わった。
北欧発祥のノルディックウオーキングは、2本のポールを使って森を歩く軽スポーツ。健康づくりやレクリエーションで楽しむ人が増えている。