白老獣医師会(紺野悟会長)主催の動物慰霊祭が8日、白老町環境衛生センターで開かれた。30人余りが参列し、病気や事故などで命を終えた動物たちの冥福を祈った。
白老八幡神社の鈴木琢磨宮司による神事に続き、参列者が犬や猫などペットの元気な姿を思い出しながら、慰霊碑に手を合わせた。
参加した町内の女性(72)は3年前に愛犬のチワワを病気で亡くしたと言い、「10年間生活を共にし、家族の一員のような存在でした。かわいい姿を今も思い出します」と話した。
町生活環境課によると、町環境衛生センターが2020年度内に引き取り、火葬した動物は2040匹。犬や猫などのペットのほか、野生動物も含まれる。