安平町議会は4日、臨時会を開き、新型コロナウイルス感染症対策事業費などに係る1300万円を盛り込んだ2021年度一般会計補正予算案を原案通り可決した。
町によると、事業はコロナ禍により打撃を受ける事業者への経営支援。町内の飲食・宿泊業、小売業、理美容院のほか、卸売業、治療院などを含めた計117事業者に対し、一律10万円を支給する。事業費は1178万円を計上し、国の地方創生臨時交付金とまちづくり基金繰入金を充てた。
このほか、町内の産業廃棄物処理業者が早来北進で建設を予定している産業廃棄物最終処分場の周辺において、胆振東部地震の影響で地滑り箇所が見つかり、これに伴う測量・調査、地形図、断面図の設計に要する費用として120万円を盛り込んだ。