白老町内の社台、萩野、竹浦、虎杖浜の4郵便局は1日、公的証明書の発行など町の一部行政サービスの取り扱いを始めた。
町は8月、町内の郵便局に行政事務の一部を委託する道内初の包括委託契約を日本郵便北海道支社と締結。これを受けて4郵便局が1日に運用を開始した。
4郵便局で扱う行政事務は、住民票の写しや戸籍謄本など公的証明書の交付、国民健康保険や後期高齢者医療制度関係の届け出書・申請書の受け付けなど12項目。身近な郵便局で地域住民が行政サービスを利用できることから、町は「利便性の向上につながる」と期待している。
来年4月からは、有料ごみ袋の販売や地域循環バス定期券の発行も郵便局で扱えるようにするなど、町は委託業務を拡大していくという。