白老アイヌ協会の文様検討委 マスク製作 全国育樹祭参加者用

  • ニュース, 白老・胆振東部・日高
  • 2021年9月28日

 白老アイヌ協会の文様検討委員会(山崎シマ子委員長)は、苫小牧市などで開催される第44回全国育樹祭(10月9、10日)の参加者に配るアイヌ文様刺しゅう入りマスクを製作した。

 綿製のマスクは、育樹祭イメージカラーの緑色で、赤や青など色とりどりの糸を使ってアイヌ文様の刺しゅうを施した。道など育樹祭の主催団体側から依頼を受けて、白老の文様刺しゅうサークル4団体でつくる同委員会が製作を担当し、40枚作った。

 同協会が使用している大町の施設で26日、同委員会メンバーがマスク作りや袋詰め作業を実施。山崎委員長は「育樹祭の参加者にアイヌ文化をアピールしたい」と話した。

 全国育樹祭では、10月9日に苫小牧市静川の「苫東・和みの森」で樹木の手入れを行い、10日に札幌市の道立総合体育センターで式典を予定している。

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