白老町大町商店街のカフェ・Rana Pirica(ラナピリカ)が、白老で水揚げされる主力魚種スケトウダラのマリネを使ったドッグパンをメニュー化し、人気を呼んでいる。
マリネは、地元資源の商品企画を手掛けるBLUE SALMON(ブルーサーモン)=貮又聖規代表=が開発した「スケソウダラのディルマリネ」を使用。町内のブーランジェリーニシオが作るドッグパンに、マッシュポテト、千切りキャベツ、パプリカ、レタスなどと共に挟んだ。佐々木美保店主は「レモンの風味が利いた爽やかな味わいで、女性客からも人気。ぜひ食べてほしい」と言う。
具材のマリネは、白老産スケトウダラを一口サイズにカットし、酢で下味を付けた後、ディル(ハーブ)やレモン、香辛料、海藻、蜂蜜、昆布エキスのたれに漬け込んだもの。「白老の豊かな海の味を発信したい」という同社の思いに佐々木店主が共感し、店のメニューに加えた。ドッグパンの価格は単品440円。スープやドリンクなどが付いたセットが770円。
ブルーサーモンの「スケソウダラのディルマリネ」は白老駅北の観光インフォメーションセンター、スーパーくまがいで今春から販売し、順調に売れている。価格はスタンドパック入り(100グラム)で550円、土産用の化粧箱入り(180グラム)で1080円。