千歳市は、新型コロナウイルスの影響を受けている市民の生活支援と消費喚起を目的に市民1人当たり5000円分の商品券を配布する「ちとせ市民応援商品券」の引き換えを始めた。25、26両日は、市役所1階市民ホールの臨時特設会場で引き換えが行われ、25日は450冊、26日は356冊の合計806冊の交換が行われた。
「ちとせ市民応援商品券」は1枚500円で1冊10枚つづり。発行総額は4億9000万円。22日現在の商品券事業への市内の参加店は848店舗。
25日の会場では、15歳を頭に4人の子供を抱える40代主婦は「子供たちは食べ盛りなので助かります。きょうは焼き肉にします」と笑顔で話した。22日に引換券が届いたという市内北陽の会社員高田聡さん(52)は3人家族。「中学2年生になる子供のスニーカーとゲームソフトの購入に充てます」と話した。