幌村建設 ウポポイにアカエゾマツ20本 公園彩る緑に 白老

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  • 2020年7月2日

 新ひだか町の幌村建設(幌村司社長)は2日、同社が工事に携わった白老町のアイヌ文化発信拠点・民族共生象徴空間(ウポポイ)にアカエゾマツ20本を寄贈した。

 同社は2017年から19年度にかけてウポポイの土地造成や国立民族共生公園の整備など外構工事を行った。3年にわたる工事は今春完了し、ウポポイがいよいよオープンすることから、公園を彩るアカエゾマツを贈ることにした。

 同日、幌村社長ら同社の関係者がウポポイを訪れ、施設を管理運営するアイヌ民族文化財団の對馬一修民族共生象徴空間運営本部長に目録を手渡した。幌村社長は「アカエゾマツはアイヌ民族と関わりがある樹種。公園に木が少ないと思い、寄贈させていただくことにした」と話し、對馬本部長は「しっかりと育てていきたい」と感謝した。

 同社が寄せた高さ約3メートルのアカエゾマツは5月、公園内に植樹した。

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