白老町教育委員会は、新型コロナウイルスの影響で臨時休校を続けた小中学校の授業時数を確保するため、今年の小中の夏休み期間を8月8~16日の9日間に短縮することを決めた。
夏休みは例年、25日間設定しているが、1学期の終業日をずらして休暇期間を短くし、学習の遅れを取り戻す。給食は8月7日まで提供する。冬休みの日数については今後、検討するという。
一方、運動会や体育大会、学校祭、宿泊学習、修学旅行などの行事に関しては、各校が授業時数の確保を念頭に実施の方向で調整する。
町内の小中学校は、新型コロナの影響で2月27日から臨時休校に入り、4月7日の始業式から再開。しかし、感染拡大に伴い同20日から再び休校措置を取り、国の緊急事態宣言解除を受けて6月1日から再開した。