千歳市は、市が運営する児童館と学童クラブ計２６施設の業務を一括委託するため、公募型プロポーザル（業務提案）方式で民間事業者を募る。募集期間は７月２日まで。
一括委託は、民間事業者の専門性を生かし良質なサービスと安心で安全な児童の居場所づくり、子育て世帯支援の質的向上が目的。参加資格は２０１９年度以降に児童福祉事業の運営実績がある民間事業者で道内に事業所を有すること。委託期間は２１年４月１日から２４年３月３１日までの３カ年間。業務委託料の上限は１０億５９７９万７０００円（消費税非課税）。
参加資格要件確認結果通知と企画提案書の提出は７月１０日。質疑応答書の受け付けは同１６日まで。企画提案書の受け付けは同２２日まで。８月上旬にプレゼンテーション審査（ヒアリング）を行い、最終審査結果の通知は８月下旬、契約締結は９月下旬の予定。
千歳市には児童館が１０館（うち民営施設１館）、学童クラブが１７施設が設置されている。公設公営の児童館９館の在籍児童は４５３人、学童クラブ１７施設は６７９人。現在、児童指導員と会計年度任用職員合わせ１５０人超が在職する。職員の雇用の維持と現行を上回る賃金と休暇の保証も条件とする。
公募型プロポーザルの実施要領と業務委託仕様書は、市のホームページ（ＨＰ）からダウンロードできる。問い合わせは千歳市こども福祉部主幹（児童館等運営調整担当） 電話０１２３（２４）３１３１内線４９２。
