鵡川高校(三村素道校長)はこのほど、全校一斉の環境美化活動を行った。校内や日高自動車道鵡川インターチェンジ(IC)前の道路脇などにプランターに植えた花苗を飾ったほか、学校周辺のごみを拾って地域の奉仕に努めた。
鵡川地区の中高一貫教育連携推進事業として毎年実施している。例年は鵡川中学校と合同で行っていたが、今年は新型コロナウイルス感染防止の観点から中学、高校で独自に開催した。
あいにくの雨模様の中、生徒はクラスごと6グループに分かれて各場所に分散。鵡川IC前にマリーゴールドやポインセチアなど約800株の花苗を用意し、生徒が分担して作業に当たって道路脇に色とりどりの花苗を並べた。
3年生の菅原優希さん(18)は「天気が悪かったのでゆっくりとはできなかったけれど、コロナの影響もある中で開催できてよかった」と話し、整備されたプランターの花を通して「むかわ町が少しでも特色のある町だと思ってもらえたら」と期待を膨らませた。