白老町議会定例会6月会議開会 戸田町長 ウポポイ早期開業へ協力

  • ニュース, 白老・胆振東部・日高
  • 2020年6月17日

 白老町議会定例会6月会議は開会の16日、一般質問を行った。広地紀彰氏(いぶき)、西田祐子氏(きずな)、前田博之氏(同)の3氏が登壇し、新型コロナウイルスによる学校教育の影響、少子高齢化を見据えたまちづくりや学校給食の無償化などをついて、町や町教委の考えをただした。

 一般質問に先立ち、戸田安彦町長が行政報告を行った。町が主催した民族共生象徴空間(ウポポイ)町民内覧会を取り上げ、「9日から14日までの期間中、約1600人の参加があった。この内覧会を契機に新型コロナ対策の万全な体制の下、早期に本格開業を迎えることができるよう地元としても協力していきたい」との考えを示した。

 また、ウポポイ近くのポロト湖畔で5月に建設工事が始まった星野リゾートの宿泊施設「界・ポロト」に関して「施設の開業は町内における宿泊機能の充実が図られるだけでなく、多くの観光客の目的地になり得るものであり、町としても早期の完成、オープンを心待ちにしている」と述べた。

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