厚真町内の建設業関係者でつくる「厚真建設協会」はこのほど、道道千歳鵡川線と道道厚真浜厚真停線の交差点付近にある花壇の整備に取り組んだ。一昨年の胆振東部地震の復旧作業に追われる日々の合間を縫って、協会加盟社の16人が集まり、町の景観づくりに汗を流した。
厚真大橋付近で市街地を花で彩ろうと、同協会が10年以上継続している取り組み。
会員たちは新型コロナウイルス感染症と熱中症に気を付けながらの作業。土に肥料をまいた後、雑草が出ないように防草シートを敷き、用意したベゴニアやサルビア、マリーゴールド、ロベリアといった8種類880株の花を8基ある花壇に植えていった。
同協会の鈴木英毅会長(54)は「今年度もいよいよ復旧工事が本格的に動きだしている。工事関係者も花を見て一息和んでもらい、安全に仕事に当たってもらえたら」と話していた。花は10月中旬ごろまで見られるという。