民間病院の発熱外来設置 人員や物資、補償など課題 恵庭市議会

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  • 2020年6月13日

  恵庭市の狩野洋一保健福祉部長は12日の市議会定例会で、新型コロナウイルスに対応する発熱外来やPCR検査センターの設置の可能性について、「同じ保健所管内で設置予定の千歳市の動向を注視したい」とし、発熱外来は「(市立病院がない当市で)民間病院での設置になると、施設環境の整備や人員体制、物資確保の課題に加え、経営上の問題や補償が必要になる」と課題の多さを指摘した。新岡知恵氏(市民と歩む無党派ネットワーク)の一般質問への答弁。

   また、「新しい生活様式」を踏まえ、不自由を強いられる市民活動やスポーツのため市独自の地域ガイドライン作りの提案を受け、北越俊二副市長は「休業要請の全面解除からまだ10日。もう少し時間をかけ、近隣の動向や国、道の考えを基に判断したい」と語った。

   高齢者世代のSNS(インターネット交流サイト)利用が急増する中、市民のニーズを把握、課題を提起する適時性の高い広報紙の在り方を求められ、大槻雄二企画振興部長が「ICT(情報通信技術)活用の在り方を考えていきたい」との意向を示した。柏野大介氏(市民と歩む無党派ネットワーク)への答弁。

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