白老 商工会が「持続化給付金」で 電子申請サポート窓口開設

  • ニュース, 白老・胆振東部・日高
  • 2020年6月11日

 白老町商工会は、新型コロナウイルス感染拡大に伴う国の緊急経済対策「持続化給付金」の電子申請サポートの窓口を設け、パソコン操作に不慣れな事業者の申請手続きを支援している。

 持続化給付金は、新型コロナの影響で売り上げが大きく落ち込んだ事業者の救済措置で、最大で法人に200万円、フリーランスを含む個人事業主に100万円を給付する。申し込みの手続きは電子申請に限られているため、商工会は町の補助を受け、パソコンを持っていなかったり、操作に慣れていなかったりする事業者のサポート窓口を設けることにした。

 サポートの利用は事前予約制で、申請に必要なメールアドレスの取得から実際の申し込み手続きまで商工会職員が援助する。窓口は8日に開設し、10日までに飲食店や物販店などの事業者ら8人が支援を受けた。

 開設初日に窓口へ訪れたスナック経営の西澤裕子さん(60)は「新型コロナの影響で店の売り上げが激減した。給付金を申請したいが、パソコンが無いので、こうした支援窓口は本当にありがたい」と話した。

 窓口の開設時間は午前10時から午後4時までとし、当面続けるという。問い合わせは白老町商工会 電話0144(82)2775。

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