ナチュラルサイエンス寄贈の消毒製品 白老町民へ無料配布始まる

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  • 2020年6月5日

 白老町は5日、同町虎杖浜に工場を構える基礎化粧品メーカー・ナチュラルサイエンス(本社東京)から寄贈された町内全世帯分の消毒製品の配布を始めた。白老コミセンや萩野児童館など6会場で7日までの期間、1世帯1本を無料で配る。

 虎杖浜で工場と公園施設を備えた「ナチュの森」を運営する同社は5月28日、町民の新型コロナウイルス感染防止に役立ててほしいと、自社製品の「ハンド用アルコールジェル」(246ミリリットル入り、税別1100円)9500本を町に寄贈。善意を受けて町は、全世帯に各1本配る会場を設けた。

 白老コミセンでは初日の5日、配布開始の午前9時から次々に町民が窓口に訪れ、「配った本数は午前10時までの1時間に200本。町民の反応は上々です」と町の担当者。受け取りに来た松本孝子さん(75)は「アルコール消毒液が手に入らず、困っていましたが、本当に助かります」と喜んでいた。

 消毒製品は、6月号広報に折り込んだ引換券と交換する。会場は白老コミセン、社台生活館、萩野児童館、北吉原本町生活館、竹浦コミセン、虎杖浜生活館。配布時間は白老コミセンが午前9時から午後5時、それ以外は午前10時から午後4時。

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