カフェ結で水彩画展 ミズバショウやアヨロ鼻灯台など 白老の風景テーマに

  • ニュース, 白老・胆振東部・日高
  • 2020年6月3日

 白老町大町のカフェ結(田村尚華店主)で、苫小牧美術協会会員の松崎純一さん(79)=同町東町=の水彩画展が開かれている。

 「白老の風景」をテーマにした作品展。ポロトの森で咲く純白のミズバショウ、牧場の向こう側に樽前山がそびえる社台の景色、虎杖浜のアヨロ海岸丘陵地に立つアヨロ鼻灯台、紅葉の樹林の中にたたずむ仙台藩白老元陣屋資料館など、白老自慢の風景を描いた8点を紹介している。

 松崎さんは65歳から苫小牧市の水彩画教室に通い、創作活動を始めた。絵画のほか、造形作品も手掛けており、苫小牧で毎年個展を開催。今年も7月に同市でオブジェ展、9月に花をモチーフにした絵画展を計画している。

 カフェ結で初めて作品展を開いた松崎さんは「白老には素晴らしい風景の場所がたくさんある。作品を通じてまちの魅力を伝えたい」と話し、来店を呼び掛けている。

 同店は大町商店街通りで昨年秋にオープン。店主の田村さんは「町内外で創作活動を愛好する人たちの作品展示の場として気軽に店を活用してもらい、市民文化を発信したい」と言う。

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