白老町は新型コロナウイルス対策で、ポロトの森キャンプ場の利用基準を定めた。当面の間、キャンプ利用は完全予約制とし、利用者は胆振管内の在住者に限定する。
ポロトの森キャンプ場は、新型コロナウイルスの緊急事態宣言解除に伴って5月28日に営業を再開した。しかし、ウイルス感染が終息しない中、当面の対策として利用基準を設けた。
基準では、感染拡大防止の移動自粛を考慮して、キャンプ場の受け入れは胆振管内の在住者に限ることにし、受け付けの際に自動車免許証など身分証明の提示を求める。デイキャンプは前日までに、宿泊キャンプは当日午前中までに予約を入れることも条件とした。
さらに、キャンプ場内に5棟あるバンガローと、ビジターセンター内のシャワールームの利用を当面禁止する。ポロトの森インフォメーションセンターに関しては利用制限を設けない。
同キャンプ場の営業期間は11月末まで。町は「利用制限を当面続けるが、理解していただきたい」としている。
問い合わせ、予約はポロトの森キャンプ場 電話0144(85)2005。