献血も「密」避けて 地域住民ら78人が協力 むかわ

  • ニュース, 白老・胆振東部・日高
  • 2020年5月27日

 むかわ町の道の駅「四季の館」の入り口前で25日、献血が行われた。業務の合間を利用して駆け付けた町役場や農協の職員、地域住民ら合わせて78人が献血に協力した。

 北海道赤十字血液センターのバス1台が駐車場で待機。車内では新型コロナウイルス感染対策として、看護師と献血者の間を透明なシートで隔て、1回当たり最大4人に制限して実施した。

 参加者は小型マイクロバスで受け付けを済ませ、同センター苫小牧出張所の献血バスに乗り込み、400ミリリットルの採血に協力した。むかわライオンズクラブが会場で協力を呼び掛けたほか、献血参加者に卵の詰め合わせをプレゼントした。

 新型コロナウイルスの影響で外出自粛が続き、献血量が減少していると言われる中、予想以上に集まった。同クラブの両川武弘会長は「赤十字は60人ほど集まればいいと思っていたようだが、多くの人たちが協力してくれたので喜んでいました」と話していた。

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