米どころ厚真 田植え始まる 出来秋へ期待込め

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  • 2020年5月11日

 東胆振の米どころ・厚真町で11日、田植えが始まった。JAとまこまい広域(本所厚真町)によると、作業は今月下旬にピークを迎える。

 同町朝日の木村幸一さん(78)は、当初10日に田植えを始める予定だったが、降雨のため、1日遅れでスタート。好天となった11日、満を持して田植え機を稼働させた。

 「4月中旬に種まき後、天気の変動が激しく大変だったが苗は順調に生育している」と木村さん。出来秋への期待を込め、1カ月で10センチほどに成長した「ななつぼし」の苗を淡々と植え付けていった。水田は約4ヘクタールあり、作業は3日ほど続くという。

 昨年は胆振東部地震に伴う土砂崩れの影響で、町内の一部の水田は作付けできなかったが、降雨量や日照時間など生育条件は良好で豊作に恵まれた。

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