厚真町上厚真のパークゴルフ場の空に約100匹のこいのぼりがずらりと並び、春風を受けて気持ちよさそうに泳いでいる。大型連休最終日の6日まで揚げる予定。
厚真ライオンズクラブ(高橋茂会長、会員35人)が、青少年の健全育成を目的に1991年から毎年5月5日の「こどもの日」に合わせて行っている取り組み。例年、地元の子どもたちやパークゴルフ愛好者、近隣施設の入居者らがこいのぼりを見ようと足を運ぶ。
今年は新型コロナウイルス感染拡大の影響が懸念されたが、「長期的に続いている恒例のアクティビティーなので継続しよう」と実施。26日にクラブ会員16人で作業を行い、頭上に張ってある120メートルほどのワイヤに1~3メートルのこいのぼりを取り付けた。
ここ数日、あいにくの空模様が続く中でも色鮮やかに華やぎ町民の目を楽しませている。同クラブ担当者は「なかなか外に出られない子どもたちやパークゴルフに来た人たちの癒やしになれば」と話している。