新型コロナウイルス感染拡大の防止対策として厚真町は27日から、職員の時差出勤や在宅勤務などを開始する。職員同士が接触する機会を極力減らすことで密接を防ぐ。
時差出勤は、現在在籍する約150人(臨時職員を含む)の勤務形態を各グループ早出(午前7時45分~午後4時30分)、通常(午前8時45分~午後5時30分)、遅出(午前9時45分~午後6時30分)に分散して実施。在宅勤務は試行的になるが、任用3年以上の主事職から主幹職を対象に各課1人程度eラーニングによる自宅研修、業務マニュアルの作成などを組む。
このほか、職員の積極的な有給休暇の取得を促し、特に大型連休期間中は連休も推奨。インターネット、電話回線の環境が整い次第、一部グループを総合福祉センターの一室や青少年センター2階に移動して業務を行う対策も考えている。
実施期間について、町総務課の吉田良行課長は「少なくとも5月いっぱいは考えているが、その後は状況を見ながら随時判断していく」としている。