厚真町内の上厚真パークゴルフ場が15日、オープンした。やや風が強かったものの、好天に恵まれ、初日からシーズンを待ちわびた多くの町民愛好者らでにぎわった。
愛好者たちは、新型コロナウイルス感染拡大の防止対策にと、マスクを着用して来場。それぞれ間隔を取りながらコースに繰り出し、快音を響かせた。
友人らとラウンドに訪れた佐藤秋夫さん(78)は「家の中ではこんなに大きな声を出すこともないし、体を持て余していたから爽快。コロナの影響であまり外にも出ないようにしていたので、運動不足の解消、精神的にもいいです」と笑顔を見せていた。
上厚真のパークゴルフ場は18ホールを設けており、利用時間は日の出から日没まで。町内では、本郷いこいの森パークゴルフ場(12ホール)が5月1日のオープンを予定。新町にある町民広場パークゴルフ場は、胆振東部地震で損壊した福祉仮設住宅の移転工事が行われているため、利用できない。
近隣町では、安平町追分地区にある安平山パークゴルフ場が11日に今季の運営を開始し、厚真、安平、むかわの3町の中では一番早かった。むかわ町の鵡川運動公園パークゴルフ場と穂別ふれあいパークゴルフ場は、29日のオープンを予定している。