サケのふるさと千歳水族館=千歳市花園=を運営する千歳青少年教育財団は、このほど市内の全小中学校の児童生徒に、水族館が1年間利用できる「年間パスポート」を寄贈した。
財団は、2015年7月の水族館のリニューアルオープンを機に毎年、市内の全小中学校26校に年間パスポートを贈っている。今年も9500枚を10日までに届けた。
前日の9日は、サケのふるさと千歳水族館の菊池基弘館長が千歳第二小学校(山田聡校長)を訪れ、児童会長の川崎日桜莉さん(11)=6年生=に「コロナウイルスで大変な時ですが、有効に使い魚たちに合いに来てください」と呼び掛け、350枚のパスポートを手渡した。
川崎さんは「年に10回以上通っているのでうれしいです」と笑顔でお礼を述べた。