日本自動車販売協会連合会札幌支部室蘭事務所がまとめた8月の胆振・日高管内の新車登録台数は942台で、前年同月比6・9%(61台)増となった。消費税増税前の駆け込み需要で上向いたが、担当者は「販売店によって差が出ている」としている。
前年実績を上回ったのは会員25社のうち9社。前年同期を上回っているホンダカーズ南北海道の苫小牧市内の販売店は、増税前の販売促進活動やテレビCMによる効果を強調し、「安全装備が付いた新型車の需要が高い」と話す。
一方で駆け込み需要の動きがないという販売店もある。
同事務所の担当者は「自動車関連税の減税など増税後の対策もあるため、現時点で極端な登録増はない」と話している。