むかわ町のむかわ地域商社「M Dino(エムディノ)」と町観光協会は4~11日、札幌市で開催される「2025さっぽろ雪まつり」(札幌市、札幌観光協会など主催)のメイン会場の大通公園西1丁目にブースを出店する。町内で生産された豚肉やカボチャの加工品、縫いぐるみなどを販売し、むかわの魅力を雪まつり来場者に広くPRする。 同社は恐竜縫いぐるみやキーホルダー、恐竜ラーメンなど約60種類の商品を販売。出店は3回目で、24年は国内外の来場者2000人程度がブースを訪れ、カスベの珍味といった町ならではの珍しい商品を購入した。 今年は、恐竜グッズや本物のアンモナイトの化石などが当たるスピードくじ(1回500円)を初めて設置する。食品ではツブや大根、こんにゃくを紙コップに入れた煮込み(500円)が目玉。担当者は「会場で海産物の販売はあまりないので、多くの人に味わってほしい」と話す。 町観光協会は食品や地酒、グッズの22種類を店頭に並べる。同町出身のプロサッカー選手、中村桐耶選手(24)のキャラクターロゴを使用したTシャツ(3300円)とステッカー(500円)、缶バッジ(300円)を初めて制作した。 食品では、町産豚肉を使い、札幌市のカリーハウスコロンボとコラボしたカレー(1000円)を売り出す。コロナ禍前はつどーむ会場に出店し、昨年から西1丁目にブースを設置している。同協会は「むかわ町の食材や地酒、グッズをアピールしたい」と意気込んでいる。 さっぽろ雪まつりで販売されるエムディノのグッズ