地域の歴史や文化を学ぶ ケイホク社員がウポポイで研修  白老

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  • 2024年3月11日
地域の歴史や文化を学ぶ ケイホク社員がウポポイで研修  白老

  生コンクリート・骨材製造販売業のケイホク(高山長基社長、本社苫小牧市)は9日、白老町の民族共生象徴空間(ウポポイ)で視察研修を実施した。社員30人が敷地内の国立アイヌ民族博物館などを見学した。

   同社は白老町で創業したことから、地域の歴史や文化を学ぶ目的でウポポイでの研修を初めて企画した。

   同日は約2時間の研修を2回実施。苫小牧市や伊達市の事業所から参加した社員が、白老おもてなしガイドセンターの岩城達己代表らの案内で国立アイヌ民族博物館の展示史料やチセ、工房、伝統芸能を見て回った。

   高山社長(40)は研修について「創業地の先人の労苦や先住民アイヌ民族が築き上げた文化を学ぶ機会にしたい」と語り、苫小牧市から参加した中田彩さん(34)は「木彫や衣装、民芸品を見て興味が湧いた」と話していた。

   研修は23日もウポポイで2回実施し、社員計50人が参加する予定。

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