道と札幌市などは23日、新型コロナウイルスの感染者を新たに626人確認し、3人が死亡したと発表した。日別の新規感染者数は前週の同じ曜日を4日連続で下回った。道内の感染者は延べ132万7701人となった。
死亡したのは、道発表の居住地非公表の2人(90代男女)と小樽市の1人(性別非公表の80代)。道内の死者は累計で4496人となった。
道は274人の感染を確認。管内別の感染者(医療機関所在地別)の内訳は、胆振33人のほか、石狩37人、上川、空知各24人、オホーツク23人、十勝22人、釧路17人、渡島12人、後志11人、日高、宗谷各6人、根室、桧山各2人、留萌1人。軽症者が自主検査で申請する陽性者登録センターは54人だった。
札幌市は190人、函館市は80人、旭川市は68人、小樽市は14人の感染を確認した。新たなクラスター(感染者集団)は、胆振管内の医療機関(5人感染)、旭川市の医療機関(34人感染)など計4件発生した。
23日現在の重症は前日と同じ3人。入院患者の病床利用数は前日から43床減の346床で、病床使用率は14・3%に下降した。