道と札幌市などは20日、新型コロナウイルスの感染者を新たに240人確認し、1人が死亡したと発表した。日別の新規感染者数が300人を下回るのは昨年1月12日(197人)以来。前週の同じ曜日を2日ぶりに下回った。道内の感染者は延べ132万5450人となった。
死亡したのは、札幌市の1人(80代女性)。道内の死者は累計で4486人となった。
道は84人の感染を確認。管内別の感染者(医療機関所在地別)の内訳は、胆振8人のほか、上川5人、オホーツク4人、留萌、石狩各3人、空知2人、釧路、後志各1人。軽症者が自主検査で申請する陽性者登録センターは57人だった。
札幌市は102人、旭川市は28人、函館市は23人、小樽市は3人の感染を確認した。新たなクラスター(感染者集団)は函館市の函館赤十字病院(7人感染)で発生した。
20日現在の重症は前日から1人増えて8人。入院患者の病床利用数は前日から13床減の390床となり、病床使用率は16・1%に下降した。