道と札幌市などは14日、新型コロナウイルスの感染者を新たに1090人確認し、7人が死亡したと発表した。日別の新規感染者数は5日ぶりに1000人を超えたが、前週の同じ曜日を28日連続で下回った。道内の感染者は延べ132万1732人となった。
死亡したのは、道発表の居住地非公表の5人(70代女性、90代女性2人、年代・性別非公表2人)と札幌市の1人(90代女性)、函館市の1人(年代・性別非公表)。道内の死者は累計で4469人となった。
道は505人の感染を確認。管内別の感染者(医療機関所在地別)の内訳は、胆振89人のほか、石狩71人、十勝67人、空知54人、オホーツク39人、宗谷25人、釧路20人、渡島18人、後志14人、上川10人、根室、日高各8人、桧山、留萌各2人。この他、軽症者が自主検査で申請する陽性者登録センターは78人だった。
札幌市は412人、旭川市は84人、函館市は69人、小樽市は20人の感染を確認した。新たなクラスター(感染者集団)は、胆振管内の高齢者施設(5人感染)、函館市の函館渡辺病院(14人感染)など計4件発生した。
14日現在の重症は前日から1人増えて5人。入院患者の病床利用数は前日から16床増の433床となり、病床使用率は17・8%に上昇した。