道と札幌市は6日、新型コロナウイルスの感染者を新たに365人確認し、6人が死亡したと発表した。日別の新規感染者数は7日ぶりに500人を割り、前週の同じ曜日を20日連続で下回った。道内の感染者は延べ131万4500人となった。
死亡したのは、札幌市の3人(60代女性、80代男女2人)と道発表の居住地非公表の2人(80代男性、90代男性)、小樽市の1人(性別非公表の80代)。道内の死者は累計で4436人となった。
道は176人の感染を確認。管内別の感染者(医療機関所在地別)の内訳は、胆振12人のほか、オホーツク18人、石狩14人、渡島10人、釧路8人、空知7人、後志4人、日高、十勝各1人。軽症者が自主検査で申請する陽性者登録センターは101人だった。
札幌市は141人、函館市は32人、旭川市は13人、小樽市は3人の感染を確認した。新たなクラスター(感染者集団)は、胆振管内の高齢者施設(7人感染)など2件発生した。
6日現在の重症は前日と同じ5人。入院患者の病床利用数は前日から8床減の464床となり、病床使用率は19・1%に下降した。