災害ボランティアセンター支援 協定を締結 白老町社協と白老LC

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  • 2021年11月11日

 

 白老町社会福祉協議会(山﨑宏一会長)と白老ライオンズクラブ(LC、中村祐志会長)は10日、災害ボランティアセンター支援に関する協定を締結した。災害発生後の復旧・復興時に町社協が運営する同センターに対し、白老LCが物的・人的支援などを行う。町社協が同センター運営に関わる協定を外部団体と結ぶのは初めてで、災害に強いまちづくりの一環だ。

 町が設置し、町社協が運営する同センターは、大規模災害が起きた後、まちの復旧・復興や被災者の生活支援に当たる民間ボランティアの活動拠点。開設場所は基本的に町総合保健福祉センター内とし、町社協がボランティアの受け入れ調整や活動指示などを行う。

 町社協と白老LCとの協定締結は、同センターの活動体制を整えることを目的とし、同日、白老LC事務所(しらおい経済センター内)で山﨑会長と中村会長が協定書を取り交わした。

 協定内容は、ボランティア活動に利用する車両、資機材、駐車場、飲食物の提供や、LC会員の専門性を生かした物的・人的支援など。締結式で山﨑会長は「国内で大規模災害が多発する中、白老LCの支援は心強い限り」と期待し、中村会長も「災害時に何が必要かを考え、できる限りのことを行いたい」と述べた。

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