白老町文化団体連絡協議会(竹下和男会長)は、地元文芸誌「白老郷土文芸」第41号を発刊した。小説や随筆など町民から投稿された17編を収録し、1冊600円で販売している。
同連絡協は、郷土への思いを込めた町民の作品を取りまとめ、収録した白老郷土文芸を毎年1回発行している。今号は小説、俳句、川柳が各1編、随筆と短歌、郷土史が各2編、論考3編、詩5編で構成(109ページ)。「白老町現代史」(北山幸太郎氏)、「シャクシャインの戦い~その時シラオイは」(平田英雄氏)といった資料的価値の高い作品もある。
編集作業は岩間隆一編集委員長(白老ペンクラブ会長)をはじめ関係者4人で当たり、150部作成した。
新刊は町内の小中高校や図書館などに寄贈したほか、町教育委員会、しらおい創造空間「蔵」、こんや、カメラのむらかみ、喫茶休養林で販売している。