厚真中学校吹奏楽部による定期演奏会が27日、同校体育館で開かれた。21人の部員が力のこもった演奏を披露した。
同部は今夏に開かれた日胆地区吹奏楽コンクールで金賞を受賞した。一方、新型コロナウイルス感染拡大の影響でイベントへの出演が減り、練習時間が限られるなどの苦悩も強いられた。
定演は3年生にとって、活動の集大成となる場であり、部長の●【99cb】橋優空さん(14)は「一番は楽しんでもらうこと。演奏する方も、聴く方も楽しいと思える演奏にしたい」と意気込んでいた。
第1部では、「炎と森のカーニバル」をはじめ、3年生9人による「カルメン」などを披露。第2部では「シュガーソングとビターステップ」「影武者」、保護者世代にもなじみのある「負けないで」といった元気の出るような選曲で演奏を届けた。
会場には生徒や教職員、保護者らも駆け付け、元気いっぱいの演奏に惜しみない拍手を送った。