白老町の駅北観光商業ゾーン(ポロトミンタラ)に展示されている「SLポロト号」の冬囲い作業が15日に行われた。
町民有志の保存会(沢田久雄会長)が管理するSLポロト号は、4月から10月にかけて公開し、冬場はシートで覆って車両を守っている。降雪期を前に行った作業には保存会をはじめ、白老ライオンズクラブ、白老観光協会のメンバーら約30人が参加し、巨大なシートを車両にかぶせた。
室蘭線などを走っていたこの蒸気機関車(D51型、1939年製造)は75年に役目を終えた。翌年から白老町で展示保存され、町民や観光客の目を楽しませている。