8カ所の作品に関心 関係者向けツアー実施

  • ニュース, 白老・胆振東部・日高
  • 2021年10月16日

 白老文化観光推進実行委員会(会長・熊谷威二白老町商工会長)は15日、白老町内で開始した文化芸術プロジェクト「白老文化芸術共創―ROOTS(ルーツ)&ARTS(アーツ)SHIRAOI」の会場を巡る関係者、報道機関向けのツアーを行った。

 プロジェクトは、道内外のアーティスト6人が白老の地域資源に触発されて生み出した作品の展覧会、ワークショップなどを展開するイベント。アートを通じて白老の魅力を発信し、地域の活性化や観光振興を図る取り組みだ。

 ツアーには、実行委の関係者や報道機関5社の計約20人が参加。イラストレーターや彫刻家、詩人らが白老の歴史や文化、人の営みをモチーフにした作品を展示した8カ所をバスで訪問。美術評論家の中村一典さん=札幌市=の解説で、樽前山やアイヌ文化、白老の森などを表現した彫刻やシルクスクリーン(孔版画)、絵画、詩の朗読映像などの作品展を見て回り、関心を寄せた。

 作品展は11月7日まで開かれる。白老文化芸術共創の詳細はウェブサイト=https://www.shi-ra-oi.jp=か、駅北観光インフォメーションセンターなどで配布しているプログラムガイドで確認できる。

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