9月26日に投開票された様似町長選で初当選した荒木輝明町長(65)が11日、初登庁した。午前8時45分、役場庁舎入り口で木下行宏副町長ら町と日高東部消防組合の職員ら100人の拍手で迎えられ、花束を受け取った。
荒木町長は会議室で職員を前に「町民が幸せを感じられる町づくりを原点に、チャレンジと行動をふるさと様似のために発揮してまいりたい」と抱負を述べ、「一人ひとりが町民のために仕事をすることを期待している」と訓示した。
また、「職員の皆さんにはもっと地域に出てもらいたい。地域の人と地域で営まれている仕事や生活を知ることで、自分たちの仕事がどこで、誰のためになっているのか知る機会を得られる」と述べ、町職員の副業を解禁する考えを示した。