日本管楽合奏コンテスト・高校S部門(3~15人編成)の出場権を獲得した鵡川高校吹奏楽部と、韓国風のり巻き「むかわキンパ」を考案、調理し、高校生チャレンジ・グルメコンテストinHOKKAIDOで「わがまち発信賞」を受賞したグループの代表生徒が4日、むかわ町教育委員会の長谷川孝雄教育長を表敬訪問した。
同校の三村素道校長、それぞれの引率教諭とともに町教委を訪れた。吹奏楽部は、録音審査で行われた予選で最優秀賞を手にし、4年連続で全国大会の出場権を獲得。特に今年は、新型コロナウイルス感染拡大による緊急事態宣言のため、収録する会場を確保できず、学校の体育館で行うといった苦労を明かした。
全国大会は11月に開かれ、昨年同様に動画の審査となるが、部長の渡邉こはねさん(17)=3年=は「私たちにしかできない最高の演奏をしたい。みんなで頑張ります」と抱負を語った。
わがまち発信賞に選ばれたグループのリーダーを務める南柚子さん(17)=3年=は、今後商品化を目指し、今月中旬に町内でお披露目を兼ねて限定販売することを報告した。