まちづくりで意見交換 恐竜ワールドセンター むかわ

  • ニュース, 白老・胆振東部・日高
  • 2021年10月4日

 恐竜化石を生かしたまちづくりを進める、むかわ町民有志のグループ「恐竜ワールドセンター」は2日、意見交換会「恐竜サロン」を同町道の駅「四季の館」で開いた。

 グループの役員が今年度、若手中心に一新したことに伴い、顔合わせを兼ねて企画。町職員や地域商社の関係者も参加し、約10人で今後のまちづくりについて話し合った。

 町経済恐竜ワールド戦略室は、穂別地区で発掘された植物食恐竜「カムイサウルス・ジャポニクス」をデザインしたラッピング列車が同日運行を開始し、地元の小学生が体験乗車した近況を報告した。

 ゲスト参加した北海道大学総合博物館の小林快次教授は「若いメンバーの顔が表に出てくると、(まちづくりの)イメージが変わってくる」と話し、これからの取り組みに役立つアドバイスをした。

 同センターの栗原健一代表は「(ラッピング列車の運行は)カムイサウルスの価値を再認識する機会になった。役員を若手にしたことで、グループが今後のまちづくりにどう関わっていけるかまだ手探りの状況だが、いろんな人を巻き込みながら進めていきたい」と話していた。

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