公共施設等総合 管理計画策定へ むかわ町議会 定例会開会

  • ニュース, 白老・胆振東部・日高
  • 2021年9月15日

 むかわ町は、14日に開会した町議会定例会で公共施設管理の基本方針や今後の方向性などを記した「むかわ町公共施設等総合管理計画」について、施設ごとの計画を今年度中に策定すると明らかにした。

 野田省一氏の一般質問に答えた。総合管理計画は2017年度から20年間を期間としており、約1割の面積削減など施設の見直しや補修改修による長寿命化を図る―としている。

 町によると、町内には集会所や学校、スポーツ施設など約200の公共施設がある。多くは1960~70年代に建設され、築40年以上が経過しているほか、3年前の胆振東部地震の被災も重なり、町でその都度、修繕、補修などをしてきた。町は22年度以降の見直しに向けて今年度中に情報収集、課題整理を進める考えだ。

 北村修氏は、新型コロナウイルス感染拡大による町民の自粛生活が続く現状について町の考えをただした。町は、緊急事態宣言発令を受けて閉鎖していた鵡川、穂別両地区のパークゴルフ場について、町内でワクチン接種が進んでいる状況などを考慮し、13日から町民限定で開放。学校現場では修学旅行の実施について「中止ではなく、延期、または目的地を変更するなどして調整している」と説明した。

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