白老町の小中学校で14日、町内の牛肉加工業者から贈られた白老牛肉使用の「ふるさと給食」が児童生徒に提供された。
地場食材を使った「ふるさと給食」は、児童生徒に地元への理解と愛着を深めてもらう町教育委員会の事業。今回は町内の阿部牛肉加工(阿部一雄社長)から85キロの牛肉が町教委に寄せられ、しらおい食育防災センターで学校給食の牛丼を調理。小中学校6校へ860食分を配食した。
白老小(熊谷誠校長、児童数283人)の子供たちも郷土の味を堪能。2年生の樽本将也君(8)は「とてもおいしかった。牛を育ててくれた人にありがとうを言いたい」と話し、同じく2年生の中居小夏さん(8)も「また食べたい」と笑顔を見せた。
この日は町内の認定こども園と保育園の園児にも、同社から贈られた白老牛肉を具材にしたカレーライスが提供された。