動画を作成 ふるさとPRプロジェクト 厚真中3年生 農家、店舗、特産品を紹介 Facebook内で公開

  • ニュース, 白老・胆振東部・日高
  • 2021年9月8日

 厚真中学校(阿部隆之校長)の3年生がふるさと教育の一環で、町内の農家や店舗と特産品を合わせて紹介する動画を作成した。インターネット交流サイト「Facebook(フェイスブック)」内で公開しており、同校では町のPRをはじめ、商品のインターネット販売やふるさと納税の後押しにつながることを期待している。

 中学生が地域の魅力を探り、学びを深めていく取り組み。3年生は2年生時の2月から、下調べなどの事前準備をスタート。6~7月にグループに分かれて町内の3事業者を訪問し、取材や動画の編集を行った。

 動画は、ハスカップ農家、米農家、精肉店の3項目に分けて1日から公開。厚真町がハスカップ栽培面積の日本一と言われるまでになった経緯を生産者の子ども時代のエピソードと併わせて紹介しているほか、「あづま成吉思汗(ジンギスカン)」の歴史、米農家の地元への思いやこだわりについてそれぞれお薦めレシピを交え、5分ほどにまとめて編集した。

 米農家の動画を担当した佐々木結華さん(15)は「見る人が引き付けられる映像で、米の美しさが分かる動画になった」と手応えを語り、「見てくれる人に『さくら米』のおいしさを感じてほしい。一つでも(動画に)興味を持ってくれたら」と話した。

 動画はフェイスブックの「Atsuma Pride Project(厚真プライドプロジェクト)」のページで公開している。

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