白老町は、町内で運行する地域循環バス「元気号」など公共バスに10月から定期券を導入する。バスを日常的に使う人たちの経済的負担の軽減や利用促進につなげる。
10月1日のダイヤ・路線改正に合わせ、「元気号」と交流促進バス「ぐるぽん」、予約制のデマンドバス「カムイ号」の3種類の公共バスに導入する。乗り放題になる定期券(2カ月、4カ月、6カ月)は、1種類のバスのみと、乗り替え利用が可能な共通定期券を用意。料金(小中学生は半額)は、バスの種類や組み合わせ方によって異なる。
例えば元気号の場合、単独の定期券は2カ月で2000円、4カ月で4000円、6カ月で6000円。ぐるぽんとの共通定期券は2カ月2800円、4カ月5600円、6カ月8400円。カムイ号との共通定期券は、2カ月4800円、4カ月9600円、6カ月1万4400円となる。
3種のバス全てが乗り放題になる「白老お出かけパス」も設ける。料金は2カ月5000円、4カ月1万円、6カ月1万5000円とした。
定期券は10月1日から町役場、萩野・竹浦・虎杖浜の各出張所で販売する。